3.私の推薦する京都歩くコース(3)”南禅寺~哲学の道~銀閣寺” 1日コース・京都
3.私の推薦する京都歩くコース(3)”南禅寺~哲学の道~銀閣寺” 1日コース・京都
★★★
京都駅⇒(バス30分)南禅寺・永観堂道→(徒歩9分)金地院→(徒歩2分)天授庵→(徒歩2分)南禅院→(徒歩2分)南禅寺→(徒歩10分)永観堂→(徒歩7分)光雲寺→(徒歩6分)霊鑑寺→(徒歩2分)安楽寺→(徒歩3分)法然院→(徒歩10分)銀閣寺⇒(バス37分)京都駅
(注)「光雲寺」「霊鑑寺」「安楽寺」は非公開寺であるので、春秋の特別公開時にあわせて拝観すると良いと思います。
- (1) 金地院
- 南禅寺の搭頭の一つで、徳川家康に仕えた僧崇伝が現在地に移建。方丈(重文)は伏見城の建物の一部を移したもの。方丈の南には鶴亀の庭として名高い、小堀遠州が完成した枯山水の庭があります。
- (2) 天授庵
- 南禅寺の搭頭の一つで、細川幽斎が再興した寺。本堂の南には枯山水の庭が、東側には池を中央に配した池泉回遊式庭園があります。楓が多く、紅葉の季節もすばらしい景観と想像されます。
- (3) 南禅院
- 南禅寺の搭頭の一つで、池泉回遊式庭園を持ちます。作庭は夢想国師といわれ、天竜寺庭園、苔寺庭園と共に京都の三名勝史蹟庭園の一つに指定されています。
- (4) 南禅寺
- 臨済宗南禅寺派の大本山。本坊は国宝大方丈(御所の清涼殿を移築)と国宝小方丈(桃山城の書院を移築)の建物があり、方丈南面には「虎の児渡し」の名で有名な小堀遠州の作といわれる枯山水庭園があります。また狩野元信、永徳、探幽 作の襖絵が有名です。
- (5) 永観堂
- 洛東にある浄土宗の寺で正式には禅林寺とよばれています。放生池を囲む紅葉、そこから多宝搭に続く参道沿いにある紅葉は、洛東随一の”もみじの永観堂”と言われているに値する風景です。徒歩で10分のところに南禅寺があるので寄ることをお奨めします。
- (6) 光雲寺
- 南禅寺の境外搭頭、東福門院ゆかりの寺で、東山の霊芝山を借景に取り入れた池泉式庭園を持ちます。
- (7) 霊鑑寺
- 臨済宗南禅寺派の尼寺で”谷の御所”と呼ばれています。書院の南面には池泉鑑賞式の庭があり、また書院。居間には狩野永徳、元信筆と伝えられる襖絵や歴代天皇遣愛の香炉、軸物、置物、人形等が展示されています。
- (8) 安楽寺
- 法然の弟子住蓮と安楽が鹿ヶ谷草庵を結んだのが始まりです。後鳥羽上皇の寵姫 松虫。鈴虫の墓がる。また紅葉の名所として、見る価値があります。
- (9) 法然院
- 洛東の”哲学の道”の傍にある寺。
- (10) 銀閣寺
- 室町八代将軍義政が隠栖生活のために造営。銀閣寺は俗称で正式には慈照寺銀閣。庭園は上下2段で上段は枯山水、下段は善阿彌作と言われる池泉回遊式となっています。銀閣と東求堂は国宝。銀閣の前には、有名な銀砂灘、向月台と名づけられた砂山があります。